Deardrops Distortion

楽しめた度:★★★★

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青春活劇ロックンロール!!

元天才バイオリニストがギターと出会い、変な人達と出会い、新しい世界に進んで行くお話。

ロックバンドを組んで活動するんだけど、メンバーが濃い濃い

警察沙汰多いのもこれがロックかーと納得(出来ない)

バンド物だからってのあるけど、音楽が毎回いちいち最高

ロックとバイオリンってなんかドキドキした

バンド名決まってからのOPがめっちゃ良かった

最良はかなで&律穂ENDのED

 

ヒロインは4人 (かなでと律穂がメイン、弥生とりむはオマケな印象だった でもその分メイン2人のシナリオは長かっ良かった!)

かなでは母性かと思えばだんだん強くなってって応援したくなった

律穂はこのクソガキと思ったのがだんだんイケメンに見えてきた

弥生は普通で不憫で可愛い

りむは好みじゃなかったロリ

エイジはクズなおっさんかと思えば過去の話重い

 

何より主人公翔一は達観してたり猪突猛進ったりでも基本イケメン

ギャルゲの主人公って「俺に任せろ」なタイプか「どうしよう、まぁいっか」タイプが多いイメージあったけど、翔一は穏やかに諭すように話して背中を押す感じ

自分の過去の所為でトラブル起きても大人な対応

イケメンさすがバイオリンの貴公子

 

サブキャラもいい味出してる人ばっかだったし

各ルートで色々な情報出てきて繋がったし

プレイ終わったら爽快感

基本的に「毎回トラブル発生→ゴリ押し解決しちゃうぜ!」的な進み方なのでわかりやすい

 

面白かったんだけど、強いて言うなら夏にプレイしたら良かったかなw

夏フェス行きたくなった!

 

 

好き順

  1. かなで
  2. 律穂
  3. 弥生
  4. りむ

 

 

以下ネタバレ各ルートメモ

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主人公 菅沼翔一
元天才バイオリニスト
ドイツのオーケストラで暴力事件を起こし退団、帰国
ロックは音楽として聞いたことがない人間だったがひょんなことから「1度だけ」権田バンドのギターを弾くことに
弥生に言われてギターにつけた名前は「フロイライン」
初めてのライブはプレッシャーやマイナスイメージで失敗しそうになる
負けず嫌いな性格と権田の言葉でバンドを続ける事を決意
各メンバーを口説き落とし、Deardropsを結成
律穂を巡るバトルではブーイングに対して冷静にメンバーを諭すまでに
弥生、律穂が通う高校で文化祭の規制が厳しくなり、元凶に対抗する為ゲリラライブを決行
路上ライブやライブハウス合宿、地元の夏フェスをこなす
以下各ルートへ

 

 

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かなで
幼なじみ
マスターの娘
誰とでも仲良くできる(けど律穂とは合わない)穏やかな性格
時々頑固、人前に出るのは苦手
倒れた律穂の代わりにフェスで歌う
人前に出る練習で路上で歌い始める
親の知り合いの社長からスカウトされ、歌手に
屋上イベントやショーパブでの仕事を経て成長
翔一がドイツの恩師と会う時も背中を押す、結果バンドメンバーを巻き込み車炎上する騒動に
翔一の暴力事件の相手だったヨハン(選民思想)は「過去の自分」だと受け入れる
伝説ロックギタリストのレオの新しいレーベルからデビューする事に
Deardropsとどちらかだけデビュー、という事で勝負
週刊誌に悪評を流させる裏工作を社長が行っていた事、それを知った時歌えなくなったこと、ネットの誹謗中傷を受けて突発性難聴
翔一のバイオリンだけは聞き取れる事が出来たので2人でコンサートを決行する事にするが、行く途中に翔一が過去に階段から突き落としたヨハン(ノイローゼ)に翔一が刺される
怪我を隠しステージに上がった翔一は1曲で倒れ、意識不明になる
ヨハンと共に病院で歌で翔一を呼び戻す
コンサートは払い戻しになるが、耳は治り今後活躍して行く事を決意
母親はプロになりたかった歌手
自分がプロになる事で母親の夢を叶えることになる→「自分が」伝えたい、歌いたい
初めて会った時に、かなでがバイオリンとギターでセッションしようと誘っていた、それが無ければ翔一はバイオリンを辞めていた
かなでを救い、かなでに救われていた

 

 

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律穂
ボーカル
初対面から翔一につっかかる
毒舌、協調性なし、偉そうで自覚なきいじめられっ子
猪突猛進タイプ、単純で素直過ぎる
音楽、歌うことだけが生きがい、ロックを馬鹿にする相手には切れる
バンドのボーカルに誘うも断られるが、翔一が本気でロックをやっている事を認め加入
作詞能力はない
ゲリラライブ後の打ち上げでハプニングちゅーが起こるも「当たっただけ」と言い切る
夏フェス当日に高熱で倒れるも出番を遅らせてもらって(友情)病院で無理矢理処置して出演
停学になっていた学校に、夏休み明け初めに退学届け出し揉め家出
「自分がいつか夢を諦めてしまうことが怖くて、他の道を自ら潰したい」と発露するも、かなでに引っぱたかれ弥生に逃げと言われ諭される
母親ときちんと話をし、歌を聞かせて納得させる
レオに自分達の曲を歌われ、格の違いを見せられ闘志を燃やす
コンピアルバムに参加、大阪遠征
エイジが過去に引き摺られ律穂に殴ってくれと頼む→グーでフルスイング
レオのライブの前座をする事になり1万人の前で歌い、成功させる
レオの事務所からメジャーデビューする事に
エイジが再び過去に引き摺られバンドを抜けようとし、メンバーが欠けた状態ではdeardropsではないと活動休止
翔一のオーディションの日とコンテストの日が被り参加を棄権→全員ピックに導かれ集まる、エイジ復活
野外フェスを企画するもレオの圧力がかかり難航
翔一のテレビ出演、オーケストラ客演、ステージとして見つけた不法投棄場の撤去作業を行い協力者を増やしていく
フェスをラストライブとし、翔一はドイツへ旅立つ

 

 

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弥生
ギター
翔一のギターの師匠になる
スパルタ
友達との音楽に対する温度差に悩む
普通である事をメンバーにイジられる
転倒してギターのネックを折ってしまい、修理に出す間修理費用を稼ぐためにバイトに明け暮れる
修理から帰ってきてすぐひったくりにギターを奪われ行方不明に
本命校の試験前日に行方不明になったギターの情報が入り名古屋へ
無事奪還し、進路も改めて決意し大学へ進学

 

 

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りむ
ドラム
奔放な野生児、猫系、気まぐれ、強制を嫌う
小さい頃離婚した父親(プロドラマー)の影響でドラムをやる
母親の再婚の結婚式をライブハウスでやる事になり、翔一たちと出会う
結婚式で親と和解
路上ライブをやる事になって義父にエレキドラムを買ってもらう(この時だけパパと呼ぶ悪女)
両親が新婚旅行に行っている間翔一の部屋に転がり込む
風邪をひいた翔一を看病するも全て失敗して落ち込みかなでに相談
突然バンドを辞めると言い出し、別バンドでサポートとして活動しだす
ライブに乗り込み翔一が公開告白、バンド内恋愛禁止令が原因でバンドを出た事が判明
他メンバーから許可が降りバンドに復活
両思いになったが、りむは実父の事がトラウマになっていて翔一がどこかへ言ってしまわないか不安になる
メンバーらに協力してもらい形だけの結婚式を挙げる

 

 

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弥生&りむ
りむ両親の新婚旅行中りむが翔一の部屋に転がり込み、心配して弥生も一緒に泊まる
りむの父親が現れ、アメリカへ来ないかと誘う
弥生はりむと喧嘩状態に
弥生はバンドに依存している事を指摘され、精神的自立を目指し
りむは父親の模倣ではない自分の音を出すよう練習
父親に自分のドラムを聞かせ、アメリカ行きを断る
2人とも壁を乗り越える事が出来てこれからも成長していく

 

 

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かなで&律穂
マスターが倒れた後、かなでが翔一に告白し、その場面を律穂が目撃
律穂がかなでに自分も翔一が好きだと宣言
ライブハウスが火事になる
かなでは自己嫌悪と、翔一達のバンドに対する嫉妬を告白
メンバーは皆ピックを海に捨て、運命ではなく自分達の意思だと宣言する
燃えたホールの片付けをしているとかなでの亡き母が残した楽譜が見つかる
未完成だった楽譜をかなでと律穂で完成させ、焼け跡でライブをする事に
虫の知らせ?で翔一はドイツへ行きヨハンに謝罪、メンヘラロシアンルーレット、和解、超高価なバイオリンをヨハンから預かる
かなでと律穂は本音を言い合える仲に
Deardrops&かなででライブ