楽しめた度:★★★
幼なじみと家の蔵にある鏡を見てたら単独明治6年の上野にタイムスリップ
葵座という旅一座に保護されるが、葵座は「裏紋」に取り憑かれた人を「神器」を使って助け、裏紋を元の神器へと戻すことを使命とする集団であった
葵は元の世界(現代)へ帰るため、葵座は彼らの御神体「双葉葵」を守るために行動を共にする事になった
―――というタイムスリップファンタジーなモノ
しっとり系になるのかなと思ったら真逆で
なんていうか時代劇×プリキ●アな感じ
神器に変身できる子はみんなバンクシーンあって余計にそれっぽかった
そして変身台詞は「家紋、ーーカモン!」
(実際は両方とも漢字の家紋だけど、音声聞いてると絶対カモン)
こんなん笑うしかなかったww
この時点で心掴まれたのであとはサクサク進められた
共通部分はプロローグのみだけで、1周短いからサクサク
本筋は各キャラ同じだからか時々ダイジェストになるし敵倒すのあっさり
あ、みんな暗い過去とかあるんだけどまぁ前向きパワーが最強
しかも恋愛もあっさりというかいつの間にか感がすごい
一月ごとのチャプターだからきっと見えてない所で恋心育んだんだよね!
好き順
- 三遊亭 宝船
- 荒銀 淋
- 諏訪 七巳
- 神鳴 剣助
- 大菅 誠司
- 寿 鬼格
- 蜂須賀 陽太
- 猿飛 密
- 福澤 諭吉
なんかすごい好き→ホウセン
話が好き→リン
顔が好き→カクさん
おまけの小噺は現代バージョンも見れて良かった
強いて言うならおまけにスチル使い回しは切ないな…
ドはまりまではいかないけど、なかなかの楽しさでした
家紋カモンは日常で使うことはないけど、しばらくは自分の中の流行語になります
水戸 葵
葵ちゃんダジャレ大好き過ぎる(私はつまらないダジャレほど好きなので問題はないが)
オヤジギャグのしかもつまらない系が各所に出てきてこの子やべぇw
でも合気道を祖母に習っていたので自分は守れるし、モジモジ系ないから気持ちいい
余計な事をしないしっかりした子でストレスフリー
神鳴 剣助
スケさん、日本刀
葵座座長、幼なじみの宗助に似ている、頼れるお兄さん的存在
自分が人間ではない事で葵を幸せに出来ないかもしれないと不安になっちゃう健気可愛い
一人だけ背負ってるものの量が違くて、でも仲間たくさんいて本当に良かった
明治エンドより現代エンドが好き
おかっぱっていいよね
寿 鬼格
カクさん、薙刀
堅物、下戸、下僕
過去が重すぎて不憫過ぎた、2回家族を失ったようなもんだよな
ショタ時代のスケさんカクさんが可愛い
どうせなら川で一緒に滑って水も滴るいい男が見たかった!
初心カップルとして周りにニヨニヨ見守られてる感が可愛い
荒銀 淋
リン、鈴
こんな小さな子がこんな過去を…と思ったら17歳だった
お姉ちゃんのお墓参り、密とできてよかったね本当に
少年の精神的成長記だよ
全て一生懸命感が萌ゆる
蜂須賀 陽太
ハッチ、なし→懐刀
頭は良くないドジっ子(うっかり八兵衛?)
葵に触れるようになったら夜這いにくるの笑う
家族が判明したり、ナナミに拾われた過去とか、割りと波乱万丈な人生
土岐に言った「おめーのしてることはただの放火じゃねーか!」が正論過ぎて草
諏訪 七巳
ナナミ、弓
酒飲み、賭事好き、面倒見がいい、手先が器用、過去がえぐい
最後のギリギリまで葵の幸せを考えて送り出すつもりで、ずっと我慢してたとか優しさがたまらん
セイジにもハッチにも優しさがMAX
何よりも葵の幸せを祈る姿がギュンギュン
スケさんと画策してたのも大人組素敵
大菅 誠司
セイジ、鏡
葵座の公演をよく見に来てくれる軍人、足掻く若人、石田彰
諭吉への恩義で裏紋を人に渡していたが罪悪感との板挟み
本来めっちゃ優しい
明治にいると葵は傷つくからツラい、現代へ帰ると葵に会えないからツラい、どっちもツラい切ない
セイジと葵の為に、と全員が協力してくれるの胸熱
猿飛 密
旦那、忍
裏方、寡黙、リンの姉の結の護衛をしていたが守れなかった罪悪感
痛みに耐える、めっちゃ大人の懐のデカさよ
土岐との対決時の「思想も、志も、そして忍びという文字も根底には心がある」がめっちゃ良かった
あと乙姫甲姫の口上がかっこいい
三遊亭 宝船
噺家、十八番は怪談、若干20歳の若造
葵座の話を広め、なおかつ葵座に加入
裏では情報屋で、葵座の事を諭吉に報告していた
坂月に絡まれた時は口だけで撃退かっこいい
からの告白かっこいい切ない
福沢諭吉との対決時「スケさん、やっておしまいなさい!」
カッコよすぎ
なんかもう好き!!!!
福澤 諭吉
黒幕、憂いの思想家
神器を堕とし裏紋にして人に取り憑かせていた
葵=諭吉の願う未来そのもの、変えようと願う世界の結果
英単語カタカナで言うときだけめっちゃ発音良くなるのがホント面白くて辛かった
おまけの人物名鑑、項目全部にもボイスあるのびっくりしたー
あと年齢、意外な人が多かった(特にナナミと旦那)